眼科疾患:緑内障

 眼科疾患というとよく耳にするのは 結膜炎、角膜炎、白内障、緑内障等があげられます。

 この中で 結膜炎、角膜炎は細菌やウィルスの感染によるものが多いので、西洋医学で治療される方が早く良くなると思います。ただ、鍼灸治療を受けることでもっと早い回復やなりにくい体質作りはできます。
 過去に角膜炎を患っていて眼科で治療を受けていた方が 何度も繰り返すので鍼灸治療をしたところそれ以降角膜炎の発症がなくなりました。

 白内障も手術をすることですぐになおりますが、稀に手術の失敗で予後があまり良くない方もいますので 少なくともリスクは伴うようです。

 眼科疾患の中で緑内障は鍼灸治療の治療効果が高いです。眼圧を下げる効果があるので初期段階の場合に効果があります。視神経障害や視野欠損の程度が重篤な場合は難しいです。が、大なり小なり改善する方はおられます。

 頭・顔の病気は首が原因で起こることが多いので、眼科疾患も首が原因で起こることがよくあります。 そして首だけではなく東洋医学でいう体質も重要です。中には首は悪くないから、私は違うわ!っという方も、自覚症状がないだけで調べてみるとやはり首が悪かったりすることがあります。
 ここで言う首が悪いというのは、痛みがあるという意味ではなく、首自体に問題があるという意味です。

 もちろん首以外の原因もありますので誤解のないように。