55. 姿勢改善例3

立位・開脚の施術前後

通常、歪んでいる方は歪んでいる状態で重心をとっているので、
足を揃えて立つとき頭の位置が中央に来ます。

立位姿勢 
施術後、頭が右へ寄っています。
これは施術前の上半身(ピンクの枠)が左寄りが中央へ移動、
また骨盤の位置も少し右へ移動した為、
頭も同時に右へ移動したと思われます。

立位開姿勢
上着の中央上部が施術後にタルミが起きています。
これは背すじが伸びたためと思われます。

施術をしてから姿勢はすぐに戻りますが、完全には戻らないため、
続けて施術を受けることで姿勢が改善されていきます。

但し、骨の変形など長年培われて形成されたものは場所によっては改善が難しい場合や痛みが伴う場合があります。

特に噛み合わせを治した方は顎関節や首に痛みが起きることがあります。

片脚立の施術前後

施術後は右へ倒れ気味です。
これは立位の説明のように上半身・骨盤が右へ移動したためと思われます。
また、足の位置が施術後では高くなっているのは腰の状態が良くなっている証拠と思われます。

実際、患者さんは施術後、脚に力が入りやすくなったとおっしゃっていました。
※脚を動かす神経が腰から出ているため、腰の状態が良くなると脚も調子も良くなります。

側屈の施術前後

施術前は左側屈しやすく施術後は右側屈しやすくなっています。
また、施術前は骨盤が左右へ動きやすかったのですが、
施術後は動きが固定気味に変わりました。