施術所として
こじんまりとマンションの一室で鍼灸治療をしております。店舗らしくはないですが、鍼灸治療の効果は高いと思っています。友達の家に遊びに来る感じで、気軽に施術を受けてほしいと思っています。
ただ、一番大切なのは鍼灸治療の効果より患者さんとの信頼関係だと思っています。
患者さんから信頼される、また患者さんが失望しないように努めていきたいと思っています。
患者さんがいつまでも笑顔でいられるように私は見守っていきたいです。
鍼灸治療のスタイル
長年の症状に苦しんでいる方の施術を得意としています。
急性で痛めたとき、痛みがなくなったからといって治ったわけではない場合があります。それは炎症が治まっただけかもしれません。炎症が治まっても痛めたところは治っていないことがあります。
その状態を放置すると知らず知らず慢性へと移行していきます。
放置した身体は自ずと歪みを生じます。その歪みがあらゆる方向へ波及し悪循環を起こします。また、対処療法だけをしていると、元々の原因が放置され、徐々に対処療法では効かなくなってくるという状態になることもあります。
私は東洋医学的・西洋医学的の所見から元凶を探し出し、その元凶によってできた歪み乱れを調整するのを得意としています。なので慢性疾患は得意なのです。
※基本的には姿勢を正すのを目的に施術をしていますが、姿勢に対しての施術は現在も研究中です。
《注意事項》姿勢を正していく過程で、体の使い方が変わるため、今まで辛かった部分が改善するとともに今まで無かった痛み、違和感など具合が悪くなることがあります。
具合が悪くなるのを避けたい方は姿勢を正す施術はしませんので、初診のときにお伝えください。
人によってなる方とならない方がいますし、なる方も(週に一度の間隔で)半年以上続く方もいれば、一ヶ月程度でおさまる方もいます。
これは痛めた頃の状態が固定されているため、その状態が変わるために起こるものと思います。ですから、騙し騙し過ごしてきた方(慢性期間が長い方)や手術をされた方は施術の過程で具合が悪くなることが多いです。
できる限り、具合が悪くならないように、姿勢を正す施術をゆっくりしていくように心がけています。
ただし、この状態を乗り切ると具合の悪さはなくなり、施術を続けていくうちに体がしっかりしてきて、体を悪くする前の近い状態まで戻ることが多いです。
例外として骨の変形がひどい方、手術などをして骨格自体が変わってしまった方は元に近い状態に戻るのは難しいですが、半分ほど戻る可能性がありますし、歪みの進行を止める可能性もあります。
得意分野
・整形外科疾患(特に頚椎症・頸肩腕症候群・五十肩・腰痛・膝関節痛など)
・婦人科疾患(生理痛・生理不順・更年期障害・不妊症など)
・脳血管障害(脳梗塞・脳出血など)による後遺症
・自律神経失調症
・蓄膿症・耳鳴りなど
対応分野
感染症・緊急手術が必要な危篤な状態及び器質的疾患以外(例外あり)は、ほぼ鍼灸治療で対応できます。
※器質的疾患とは…臓器自体に問題があるもの。例えば腸に穴が空く、大動脈解離など
東洋医学的所見とは
伝統中医学診断で、主に脈、舌、耳、お腹、問診などから情報を得て、現在の体の状態をみます。
西洋医学的所見とは
治療家の手を使って腱反射、筋抵抗力、関節可動を行い、現在の体の状態をみます。